概要
【カクコン11長編】旅人は龍を探す。過去を、忘れるために――
ナギはクリュスランツェの山の麓で山の案内人を生業にしている若者。ある日ナギの村に外套で全身を覆った男がやって来た。彼はナギに山を案内して欲しいという。彼の名はアザード。彼は山に棲むという伝説の龍を探していて――
温厚で心優しい山の案内人ナギと、火傷の痕を抱え傷ついた青年アザードが協力して龍探したり、村人と人間関係を構築していったり……日常を交えながら、喪失と再生を描いた癒やしのストーリー。
※毎日朝6時35分に更新中!!
◆◇◆ ◆◇◆
当サイト内のすべての自作の文の無断の転載はご遠慮ください。
作品を紹介して下さる意味の引用やリンクの掲載は可能です。
作者様へ向けたファンアートの画像の転載や掲載はご自由にどうぞ。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!傷を癒やすほど、心がほどける。龍と歩く異世界旅
『龍の案内人と焼痕の旅人』はな、傷を抱えた旅人が“治す”ために歩き出して、その道中で少しずつ“ほどけていく”物語やねん。
案内役として寄り添うのは、龍に縁のある導き手。派手に世界をひっくり返すタイプの冒険というより、宿のぬくもりとか、人の気遣いとか、風の匂いみたいなものが積み重なって、読者の胸の奥をじんわり温めてくれるロードファンタジーやと思う。
痛みはちゃんとある。でも、その痛みを見つめる視線が優しい。
「癒やし」って、魔法みたいに一瞬で終わるもんやなくて、言葉と距離感と時間で少しずつ形になるんや――そんな感覚が、物語の空気に溶け込んでる作品やで。
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画面にトオルさんとユヅキ…続きを読む