白い冬の花にかざられる、怖ろしくも美しい三篇の話。

冬に咲く、白い花を題材とした、それぞれ異なる三篇の話。
真っ白なそれらの花は、そこに清らかさを見る人もいれば、新雪のごときその色に冷たさを見る人もおり、常ならざるその無地になにか不吉なものを思い浮かべる人もいることでしょう。
そんな色にふさわしい、哀しげで、怖ろしく、とても美しい花々です。

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