概要
これは、【普通のおじさん】の話です
身長は2メートル程。頭が無く、胴体と手足だけ。胴体に顔が付いており、象のような巨大な牙が人間の歯と同じように並んでいる。
3つある目はギロギロと血走っており、指代わりの触手をブンブンと振り回していた。
これはどう見ても、【普通のおじさん】だ
3つある目はギロギロと血走っており、指代わりの触手をブンブンと振り回していた。
これはどう見ても、【普通のおじさん】だ
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!普通の……おじさん!?
本作には、『普通のおじさん』が登場するのですが、普通のおじさんについて改めて考えると、普通のおじさんの何が『普通』なのか分からなくなってきます。
大きな声でクシャミをする?
爪楊枝を咥えながら、「チッチッ」と口を鳴らし、新聞を入念に読み込む?
立ち上がりざまに「よっこいしょういち」とつぶやく……?
『普通のおじさん』らしき行動を思い起こしてみますが、上記の行動が「普通」なのかどうかは、曖昧なまま分からずじまい。
いろいろと悩みつつも、本作を読み始めますと…………「普通のおじさん」って、一体!?
おかしいのは、おじさんか自分か。
衝撃の問題作です!
是非ともご一読を!!!