一月一日の夜に風鈴を吊るす。そんな不思議な風習のある村から、物語は始まる。――ちりん。風に揺られて、風鈴が鳴り響く。――ちりん。二度目は儚く、美しく。――ちりん。みたび鳴り響く音は、永遠に。曖昧で、物悲しく、静かで、美しい。儚くも胸に刺さる、和風幻想を感じたい方へ。ご一読ください。
冬という、夏の真反対な季節に鳴らす風鈴が軸にある物語。哀愁と繊細さ漂う文体がステキでした。正直なぜこんなに評価が低いのか分からないです汗民俗伝承もの、伝奇ものが好きな方へ絶対にオススメしたい。一月一日の夜にだけ現れる精霊──夢喰(むくい)歳神様を迎える門松の代わりに、風鈴を吊り下げる風習がある村では正月にその音が響き渡ります。初夢のやり直しがきくなら、こんな"夢"も、見てみたい。そうなったらもう作品の魅力から抜け出せないと思います。是非ご一読を。
お正月に読んでとても良かったです。ストーリーに引き込まれてあっと言うまに読み終わりました。普段忙しく小説は全く読まないのですが、これを機に本を読もうと思いました。また次作も読みたいので期待してます。
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