孤独な王と 古い魔女——深い常夜の森にて……。

コンテストのピックアップから素敵な題名に惹かれて拝読。美しい物語に出会えました。

風が魔女に告げた。常夜の森に、ついに王が現れた——。
魔女は王に謁見しに行く。彼女は特別なブローチをつけて入った、日に照らされることのない 孤独な森で人の子を見つける。普通、人間がこの森に足を踏み入れることはない——。

童話のようなあたたかいお話です。
あまり語ってしまうのはもったいないように思うので、「おすすめです」とだけお伝えしておしまいにします。

優しい言葉で静かに描写される、美しい世界。
どうぞゆったりと味わってみてくださいませ。