5本目「夢からの呼びかけ」
ここまで、私の稚拙な文章を読んでいただきありがとうございます。
この5本目に選んだ話ですが、何故「雑談気味な話」なのか。
それは今現在も進行中の話な上に話にゴールがなく。
私自身、この話を書こうか悩みましたがこんな体験をしている人が他にもいればなという淡い期待も込めて書こうと思いました。
その今回話すのが前にも似たような話を書いたのが「夢」にまつわる話です。
私は幼少の頃より、ほぼ毎日夢を見ています。
しっかり覚えているものやデジャブを感じるもの、中には今まで忘れていたのに
突然その夢を思い出し、夢の中で起こったことに反した行動をとり最悪を回避したり
もちろん、さっきまでは憶えていたのにという夢もあります。
その夢の中でも、私が幼少の頃から今現在も進行中の夢の話をします。
その夢は他愛もない夢の一つにすぎませんが、当時付き合っていた彼女(霊感アリ)
に言われた一言で私自身よく生きてこれたなというゆう夢です。
重複しますが、私は幼少の頃からとある夢を現在進行形で見続けています。
それが「夢の中で名前を呼ばれる夢」です。
一番古くて憶えているのが、未就学児の頃
私は祖父母の家におり、祖父母を探す夢。
私は5LDKの家の中を祖父母を呼びながら、探すという夢でした。
私が祖父母呼んでいると、どこからか私を呼ぶ声がしたが
夢の中の私はそれをガン無視して祖父母の名前を叫び続けるという夢。
そんな感じの夢を私は幼少の頃から見ていたのですが
はっきりとは覚えてないのですが、一定の年齢を超えたぐらいから
夢の内容に少し変化が表れてきました。
その変化というのが、夢の中で呼ばれているのは同じ同じなのですが
今まではどこからか呼ばれているという感じだったのが
電話がかかってきて、受話器越しに呼ばれるようになりました。
そして、今までと明らかに違うのが、呼んでくる声がだんだんと変化していくというもの。
最初は普通に名前を呼ばれるんですが、その声は徐々に低く重たい声になっていき
今までに聞いたことのない低く、暗い感じの声。
例えるなら、バリトンボイスにエフェクトをかけて更に低くしたような声。
とても低く聞いていて不安と恐怖を覚えるような声。
しかし、夢の中の私はただただ「もしもし?」と言い続けるだけ。
祖父母の家にいた私は電話がかかってきたのでそれをとると
電話先は父で最初は普通に話すが途中から「〇〇か?」と突然
本人確認をしだしてきたのに対して私はずっと「もしもし?」言い続ける。
父の声が徐々に低く重く不快な声に変っていく。
しかし、私はただ「もしもし?」と聞くだけで、夢から覚める。
ある日、当時の彼女が霊感のある人で軽くなら祓えたりできるぐらいの人で
その人に何の気なしにその話をしたところ、険しい表情で
「絶対にその問いかけに応えちゃダメだからね!」
突然のことで私は呆気にとられたが、何でも私を連れて行こうとしている連中がいるみたいで
夢の中のその問いかけに応えると、そのまま連れていかれるんだそうで。
ただ、私は守護霊に守られているそうなのでなかなか連れていけないんだとか。
そんな私は頻度こそ少なくなったものの、たまにその夢を見る。
多分頻度が少なくなったのは、私の家系は男性が短命で高い確率で癌で亡くなっている。
私は物心つく頃には、「あんたは○○家の血を濃ゆく受け継いでるから、きっと早死にするよ。」と言われ育ってきている。
40代になった今、色々と考えてはしまう。
99 千歳 @jiua3__kpfmomo040907
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。99の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます