娘がくれた温かい涙

１分で読める短編小説という、シンプルで奥の深いジャンルをどのように描写されるのか気になり拝読させていただきましたが、すぐに情景がイメージでき、勢い溢れる作風もあって、あたかもマッチ売りの少女のような時間を過ごせました（火が点いている時間の濃縮された幸せという意味で、火が消えた後のことではありません）。
父娘のなんとも形容しがたい絆を巧みに表現されていたり、所々にギミックや、詩のように心に残る言葉が散りばめられており、読後にじんわりと温かな気持ちになります。そして、そんな気分になりたいときには再び読み返したくなる作品です。

読んだ後、文字数以上の温かい心地良さがあなたを襲います(*^_^*)
お手軽に読めますが、心にはずっと残るそんなお話です☆

『超低物価で季節感がバグった世界に迷い込んでしまいました。【MFブックス異世界小説コンテスト　長編部門　中間選考突破】』
後日談。

知ってたら何倍も楽しめるけど、知らなくても読めます。
だって、仲良し家族の、旅先の一コマだから……。

さっぽろ雪まつりにきた、ちょっと情けない風味のパパ（主人公）と、天然ママと、思春期まっさかりの娘。
そこには、幸せなぬくもりが満ちていた……。

たった１０００文字ですが、読後感がとても良く、ほっこりします。
山下さん家族に乾杯！

オススメですよ。
ぜひ、ご一読を！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（297文字）

異世界小説コンテスト中間選考突破作のスピンオフ！

「さっぽろ雪まつり」を舞台に、ある家族が過ごすひとときが描かれます。

父・母・娘、それぞれの掛け合いが微笑ましく、ユーモラスで、読んでいて思わず笑顔に♪
冬の幻想的な雪景色のなかで繰り広げられるやりとりは、とても温かく心地よいんです。

最後にはじんわり胸に沁みるワンシーンも。

本編を知らなくても楽しめる家族物語。
まずはこのスピンオフから入って、本編を読んで――もう一度ここに戻ってみてください（ループ！！）

きっと最初とは違う味わいが見えてきます。

さっぽろ雪まつりを訪れたある家族のお話です。

作品では何気ない旅行での家族のワンシーンが切り取られています。

当たり前の日常も実は当たり前ではない。
そんなことを知っている方なら特に、読後に温かい余韻が広がると思おます。

単独でも楽しめますが、

『超低物価で季節感がバグった世界に迷い込んでしまいました。【MFブックス異世界小説コンテスト　長編部門　中間選考突破】』

を読んでからだと、読後感がまた違ってきます。

前作からの読者としては、久々に山下さんに会えて嬉しかったです！

雪が降る夜
寒い雪まつり
アイスクリームをお願いする娘ちゃんが可愛いです♪
それはお父さんと同じ好きなもの
自分と同じものを好きでいてくれるなんて嬉しいですよね♪

そして偶然に起こる感動のワンシーンが素敵です♪

お父さんとお母さんと娘ちゃんの幸せなひととき♪
駄目パパは二人にいろいろ言われちゃいますが？
何気ないやり取りの中に幸福があふれています♪


この物語は下記のスピンオフです
白くフワフワした妖精さんとお父さんの物語も楽しんでみませんか？
ぜひ本編もお楽しみください♪

「超低物価で季節感がバグった世界に迷い込んでしまいました。【MFブックス異世界小説コンテスト　長編部門　中間選…続きを読む