妄想が世界を作り、世界は妄想を欲する

日常生活の中で、フッと何かを妄想してしまう事はないでしょうか?

その妄想は度が過ぎれば病となり兼ねません。適度な妄想が平穏で正常な生き方でしょう。

本作の主人公も、ちょっと妄想が好きな人でした。しかし出会ってしまう。それは必然か偶然か。

世界の真理。この世の理。創生の始まり。



短編ながらも読み手の想像を膨らませ、考え深い読後感を味わえます。

どこか優しく。希望を感じられる作風でした。

一読必須。是非読んで頂きたい作品。
どうぞ、気軽に読んでみて下さい。

得るモノは大きいはずです。