君を愛するが故、君の愛するものを屠る

シリアスな題材を、重々しくならずに、主人公とヒロインの魅力たっぷりに描いています。
望んだ結末へ闘いきる強さと美しさ。
闘いの描写は流れるようで、映像化への期待もあります。
ただ、難解な熟語や言い回しのわりに、不適切な言葉の使用が見受けられ、より場面に相応しい表現があるのではないかと思えました。
しかし、魅力的な物語で、印派という派閥との過去の因縁など、もうすこし細かい説明や挿話が語られると、より完成度が高まるのではないかと思えます。

色々と勉強させていただき、ありがとうございました。

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