主人公に対して一途なエレ二ア、そんなヒロインに対して誠実でいようとする桜斗の関係が好印象でした。純愛モノとしてもバトルモノとしても、満足のいく出来だったと思います。
そして主要キャラ二人だけでない、周囲のキャラクター達も良かったです。父・桜花などの言動が頼もしく、若者を導く『大人』として各人がしっかり描かれていたのも好みでした。
あらすじでお話の大部分を説明していたので、ストーリーで迷子になることもなく。どんなオチになるのか、桜斗がどんな答えを見つけるのかに注目し続けることができました。
気になるオチも、ほっこりできるハッピーエンドでした。まだまだ彼らの先には幾多の困難があるかもしれませんが、希望のある終わり方に思えました。
これほど応援したくなる主人公ヒロインのカップルも珍しいかと。良作です。