そんな短編の連作集。色も香りも違うアロマキャンドルの数々、だろうか。
毒島伊豆守(ぶすじまいずのかみ)です。 燃える展開、ホラー、心情描写、クトゥルー神話、バトル、会話の掛け合い、コメディタッチ、心の闇、歴史、ポリティカルモ…
大切にしたい物語や本が、誰しも一つはあるだろう。この作品は、小さく口を動かしながら咀嚼して、味わうだけの価値がある。価値という、言葉を使うのさえどこかせちがらく、似つかわしくないように感じる空…続きを読む
心も身体もどんどん変わっていく、そんな微妙な時代の少年の心をきめ細やかに綴った物語。この物語の舞台である森での日々は、あくまでも静かに淡々と紡がれます。その情景は、作者という存在を介在しないか…続きを読む
名前のない脇役でいい。人間でなくてもいいから、何か優しく素直なものになって、この世界に住んでいたい。昔、こういうものを書きたくて、書けなくて、その理由がわかりました。書きたいんじゃなくて、その一…続きを読む
独特の柔らかい文体が特徴的な、ほっこりする詩的かつ童話的な短編集。子供の頃に置き忘れてきた何かを思い出すように、どこか懐かしい気持ちにさせてくれます。言葉は美しく、BGMとともに朗読してもらいた…続きを読む
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