鮮血の赤、青年の纏う黒。ルール無情なデスゲームパーティーにようこそ!

血飛沫と暗色で彩られる冒頭。
濃厚な戦闘描写に引き込まれました。

一見して無慈悲なまでに淡々と”仕事”をこなす殺し屋の九頭一。
倫理観と衝突しながら咎人を手にかける魔術組織の巽利理。
二人が巡り合ったのは殺し合いのデスゲーム、”キリング・パーティー”。

バトルの重厚感とスピード感はもちろんですが、主人公格二人を取り巻く立場、世界観、価値観などがこれからどうなってしまうのだろう、という想像力と猜疑心を掻き立てられます。

キャッチコピーは殺し屋VS魔術師。
誰と誰が戦い、”勝者”となるのは誰なのか。一自身は、利理自身は物語の中でどう変化していくのか。

これからの展開に期待しています!

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