薄暗く、湿ったダンジョンに篭もった、血と臓物、死と暗闇の匂いがする。無駄な部分を削ぎ落とし、想像力を喚起させる文章力も圧倒的。かつてウィザードリィにハマったおっさん連中なら間違いなく即死する、そ…続きを読む
読んですぐ引き込まれる丁寧な描写と、緊迫した展開。外来語を極力意識させないルビの振りに、作者さんの拘りを感じます。追われるものと、追うものの視点からのそれぞれの思惑が交錯して、少しでも気を許すと…続きを読む
文字使い一つとっても、作者さんのこだわりが伝わってきて、読者としては期待値が高まります。愚帝? どんな存在?アリル君の実の親って?色々気になりますが、後の楽しみです。バターと肉のたっぷ…続きを読む
最初は難解語の羅列にびっくりするものの、さすがはお上手。 しっかりとスラスラと読めます。 <愚帝の霊廟>から主人公の狗使いはヒロインと共に脱出を計画し、実行に移してから段々とスピードが上がって…続きを読む
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