等身大のゲームオタク……だが、それが良い！

その後を書くのはいつですか？！
と、思わず言ってしまうほどつづきが読みたくなる作品です。
全国のゲームユーザー、ゲームオタクに贈る、いや一般人にもぜひ読んでほしい作者の実体験物語。

様々なゲームネタや主人公の思考が読み取れるけど、個人的に一番強く感じるのは「鯨武さん」への気持ちでしょうか。
物語に登場する「鯨武さん」は終始魅力的に書かれています。
これは恐らく主人公の……もとい、作者の「鯨武さん」に対する「想い」があらわれた結果でしょう。
そこまで「想い」の詰まったこの作品。
読んでいてこちらまで和むというか幸せになるというか。羨ましいかぎりです。(笑)。

高校生活が二人のスタートラインとして、それ以降もずっと続いてきて、続いていく物語。
読み続けたいとつよく思う反面、「二人だけの秘密」として大切にしてもらいたい気持ちも……。

とにかく一度読んでほしい、甘酸っぱい青春ラブストーリーです！