思わず一気読み!ワクワクする少年たちの冒険記。

冒頭、少年たちの日常を描きつつ、ワクワクする冒険の気配に物語を読む手が止まりませんでした。

文体から滲む、物語の語り手である主人公の少年の活発な雰囲気が心地よく、良いリズムを保ったまま少年たちは日常から冒険へと進んでいきます。
お話の詳細は、ぜひ本編をお読みください(笑)

エンターテイメントとしても本当によくできた作品ですが、少年とおばあちゃん(あと、おじいちゃんの存在も大切)の対比が生老病死という普遍的な巨大なテーマを見事に作り上げているところには目を見張るものがあります。
ワクワクして、達成感に喜びつつ、ちょっと切ない、けどやっぱり最後はワクワクさせられる。
超贅沢な作品です。

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