熱いソウルと歌と綺麗な純文学のコラボレーション
- ★★★ Excellent!!!
蝶のように舞い、蜂のように刺す新しい時代の文学……という紹介を読んでから小説を読んで成程と唸ってしまいました。
ラップの描写と巧みな比喩が合わさり、文学の美しさを最大限に高める。こういう小説に出会えるとは思ってもいませんでした。
小説を読み終わった後、主人公のように何か一つでも取柄を持ち、諦めずに我武者羅に進み続ければ何時か夢は叶う……そんな大事な事を教えられた気分になりました。