村作りと聞けば肉体労働や並々ならぬ苦労の積み重ねがあると御思いでしょうが、本作では違います。スキルの力によって村を発展・開拓させていき、人が増える程に強さを増していく。
サクサク読めるのに面白さが尽きない。くどくもなく、一から読む人にも優しい内容となっております。だけど、首都を超える発展を成し遂げても国家規模の軍事力を有しても、あくまでも村であるというスタンスを変わらないという所に物語の芯が見え隠れします。
ほのぼのを目指していたつもりが何時の間にか……そんな珍道中とも無自覚とも取れる村作りストーリー。気になった人は是非一度お読み下さいませ。