上がれ!国語力!

まず小説の筆力を云々する以前に、もっと基礎である国語力のアップが必要です。

少なくとも学生時代に(現役も可)「現代国語はまったく勉強しなくても美味しく点数を稼げたというレベルが最底辺」というくらいの、国語力は欲しい。

しかも筆者は文章力や筆力や描写力などの区別がついていないらしく、大変に「頭痛が痛い」はめに陥っています。

文章力は基礎だからあって当然。

描写力はいくらあっても足りない。しかもセンスも問われる。

アイデアさえ良ければ文章が多少劣っても読まれる?
それは不可能です。そんな文章をちゃんと読む人間なんんていませんし、そこまでしても許されるほど素晴らしいアイデアなどこの世に存在しません。

面白いマンガ家は絵が下手でもアイデアが面白ければ許される、とは大違いなのが小説書きです。マンガは一目でわかる絵ですが、こちらは内容を理解するに労力がずっとかかる文章なんですからね?

文章に上手過ぎるなんてことはあり得ないと心得ましょう。

他の部分は個人の見解の相違になるので言及は避けます。それぞれ自分に合ったやり方を追求していくしかないでしょう。

しかし、文章力は常に磨くことを忘れてはいけません。小説書きにとってはいわば商売道具。武士にとっての刀。商人の算盤。水泳選手の水着くらいに大事なもの。

良すぎるなんて、あるはずがない。そして正解もないものです。

読者へのもてなしの心で言葉を磨きましょう。

言葉へのセンスを鍛えることは、ゆめゆめ忘れることなかれ。

あと、小説作法の本を有名どころだけでいいので、いろいろちゃんと読んだ方が良いと思います。(というか有名どころ以外に読むべきものはないw)

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