ぼくしってるよ! こういうの「忙殺」っていうんだよね!

 ジーク先生みたいに死ぬほど忙しそうな人を見ると「自分はまだ大丈夫だな」っていう若干下衆い安心と元気が湧いてきます。凹んだ時、疲れた時なんかに本作を読むと、一種の清涼剤的な効果が得られる、かも?

 個性あふれるキャラ同士による明るい会話劇、という印象。
 会話と独白主体の文体は軽めでテンポが良く、字数から受ける印象よりも遥かにさらりと読めてしまいます。話数毎の分量も作品のリズムと合致していて、とても読みやすいです。

 スキマ時間などで楽しむにはもってこいの作品だと思います。皆様もぜひに。

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