濃厚なロボット新世代

昨今のロボットアニメは、まるで値段だけ高い薄切り肉
昨今のロボット特撮は、まるでコーティングや見た目に拘りすぎた、日持ちのしない味付け肉

そんな中彼のこの作品は、ボクの大好きなアニメ黄金時代を色濃く受け継いでいる
若いからこその発想と、大切な何かを併せ持つ作品
細かい設定が重く感じるひともいるだろう
キャラクターだけでいいと感じるひともいるだろう
しかしながらロボット作品というものは、ロボットとキャラクターが均一でなければならない
ロボットの性能だけではつまらない
キャラクターが可愛かったり、かっこよかったりするだけでは飽きてしまう
世界観、ストーリー、設定、背景、キャラクターすべてを均一に魅せなければならないジャンルとも言える
そう、難しいジャンルなのだ、ロボットものと言うのは

ロボットは飾りじゃない
キャラクターだけのドラマならロボットはいらない

彼は余すところなく、ストーリーと設定を盛り込み、単一のロボット世界を作り出している

時間がないと中々読みにくい帰来もあるけれど、それこそがロボット作品の醍醐味と言えよう

世代を世代と捉えずにいる彼ならではの逸品

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