騎士王ウィリアム・ライオスピア


 薄暗い地下道の中で二人の騎士が騎乗して疾走していた。

 かすかな風に松明の明かりは揺らめき、騎士の影を大きくしたり小さくしたりしている。

 槍を突き出し、馬と一体になって走る姿が、影に写り巨大な魚のように見える。


 ウィルは高ぶる気持ちを抑えつつ、槍を握り直した。

 目の前からは黄金の鎧を着た騎士ガイが迫ってくるのが見える。

 ウィルもガイも互いに兜はかぶっていない。


 いくら松明で照らされているとはいえ、ここは地下道で視界は悪い。

 このうえ兜を被ってしまえば視界が狭まり、戦うどころか馬を走らせるだけで精一杯になってしまう。

 

 地下のよどんだ空気がウィルの頬にぶつかってくる。

 

 その風を少し心地よく感じながらも、胸が締め付けられるような恐怖も感じていた。

 

 鎧をも貫通する槍が、自分の顔を貫くかもしれない。

 そう思うと手が震えてくる。


 今までも死の危険はあった。

 紋章試合の最中でも事故が起きる可能性はあった。

 巨人の首長ゴームとの戦いは命を賭けたものだった。


 それでもこれほどまでに怖れる気持ちが沸きあがる事はなかった。

 今、ウィルは初めて死ぬかもしれない、という恐れを抱いていた。

 次々と思い浮かぶ最悪の結末に槍を持つ手が震えて止まらない。

 

 これはウィルにとって未知の体験だった。

 今まで自分よりも強いかもしれない、と思った相手はいくらでもいた。

 だが死を覚悟した相手はガイが初めてだ。


 こうして向かい合い、馬を走らせていると先ほどの決勝戦の記憶が蘇る。

 同時に貫かれた左肩がうずく。

 身体が強張り、反射的に手綱を引いてしまいそうになる。


 確かに大紋章試合ではガイに勝つことが出来た。

 それが偶然だったと言うつもりはないが、完全に実力で上回ったと言うつもりもない。


 ガイの強さは技術の高さでもなければ、肉体の強さでもない。

 勝つためには何でもする、という貪欲さと、その意志の強さだ。


 『より高みへ』という誇りモットーの通り、あらゆる手段で相手を上回ろうとしてくるだろう。

 それがウィルには怖かった。


 その恐怖は手から全身に及び、力が抜けていきそうになる。


 その時、ウィルの脳裏にアリエルの心配そうな顔が見えた。

 続いて泣きそうなサラの顔、怒ったロジェの顔が浮かんだ。


 そして一つの言葉が胸の内から浮かび上がる。


 『思いを貫く』


 ウィルが遍歴の旅エラントの果てに見出した誇りモットーだ。


 苦労して手に入れたものではない。

 偉大な誰かに授けられたものでもない。


 ウィルが幼い頃から持っていて、ずっと身近にあった言葉。

 近すぎて言葉にすることが出来なかった言葉。

 

 他人に言われ、ようやくそれが誇りモットーと気づいた言葉だ。


 その言葉が再びウィルに力を取り戻してくれた。


 ウィルはぐっと槍を握り直す。


 まだガイの事を考えれば怖さはある。

 試合の時も槍に細工をしてくるような相手だ。

 試合ですらないこの状況ではあらゆる事をしてくるだろう。


 それでも、ウィルがやることは変わらない。


 アリエルや故郷への思いを胸に抱き。


 その『思いを貫く』。


 ただそれだけだ。


 誇りモットーに後押しされるように身体から余分な力が抜ける。

 視界が開け、ぼんやりとしか見えなかったガイの姿がはっきりと見えた。


 同時に、ガイの不敵な笑みと、手に持つ仕掛け弓クロスボウが見えた。

 

「――っ!」


 ウィルは反射的に手綱を引いて馬を止めそうになった。

 だがそれを何とか押しとどめた。

 ここで減速しては良い的だ。


 直線の通路でどう避けようとしても射線から外れる事は出来ないだろう。


 ウィルはとっさに手綱から手を離し、腰につけていた短剣を抜いた。


 これは落馬して甲冑同士の組み打ちになった際の備えだ。

 強固な甲冑は刃を弾くので長剣では致命傷を与えられない。

 そこで長剣を短く持ったり、短剣を使ったりして鎧の隙間から相手を刺すのだ。


 その短剣をウィルは前方に向かって投擲した。

 

 もちろん狙いはガイではない。


 ウィルの放った短剣は、あやまたず地下道の松明のひとつに命中した。


 ウィルとガイの間の空間に闇が生まれた。


 闇の向こうから短い罵声とともに矢が飛来した。


 矢はウィルの頬をかすめて後方へ飛び去った。


 頬が焼けるように熱い。

 そこから血が熱湯のような熱さを持って滴る。


 ウィルは覚悟を決めて馬の腹を蹴った。

 馬は頭を下げて更に加速を始める。


 一瞬にして視界が暗闇に包まれた。


 これが騎乗しておらず、普通に歩いていただけだったらここまで暗く感じなかっただろう。

 松明を落としたとはいえ、それはいくつもある内の一本だけ。

 他の松明の灯りもあるのだ。


 しかし馬に騎乗して疾駆しているウィルにとって、その少しの暗さが月のない闇夜のように感じられた。


 極限まで研ぎ澄まされた意識の中、時間が引き延ばされた感覚に落ちる。

 ゆっくりと、大きく、二頭の馬の蹄音が響いていた。


 ウィルは目を閉じて、耳に意識を集中した。


 二つの蹄音が同時に響いている。


 徐々に音が近づいてくる。


 その音が重なる瞬間、ウィルはかすかに手綱を引いた。

 

 身体が後方に引っ張られるような感覚と同時に、引き延ばされた時間が戻り、ウィルの右手に衝撃が加わった。

 とっさにウィルは右手の槍を手放した。

 同時にウィルの鎧を何かか掠めていく。


 がしゃん、と大きく重い金属音が響いた。


 ウィルはそのまま暗闇から抜け出して駆け抜ける。

 

 槍を持っていた右手が衝撃に痺れていた。

 だがその痺れの奥に、確かな手応えが感じられた。


 手綱を引いて振り向くと、暗い地下道の床に落馬したガイが倒れていた。


 ウィルが再び勝利したのだ。


                  ◇


 ガイが咳き込みながらうつ伏せから仰向けに体勢を変えた。

 胸甲は変形し、破れたように引きちぎれている。

 ただ、身体に槍が刺さっているような事はないようだった。


 ウィルは馬から下りると腰の長剣を抜き、その切っ先を突き付けた。


「まだやる?」

「……ふん、テメェの勝ちだ。トドメを刺せよ」


 負けを認める言葉とは裏腹に、ガイの眼はギラギラと輝き諦めた様子はない。

 おそらく動けないと侮って近づけば、トドメを刺すどころか反撃されそうだ。


「やめとく、返り討ちにされそうだ」

「見逃すのか。またテメェを狙うぜ?」


 ウィルはガイの目をじっと見た。

 ガイもまた視線をそらさずに真っ直ぐウィルを見返す。


「嘘ばっかり、もう騎士やるつもりないんだろ?」

「……なんでそう思った。俺は高みを目指すと言ったはずだ」

「でも騎士で高みに立つ必要はない、そうだろ?」

「……ふん、見透かされたようで気に入らねぇな」


 ガイにとって騎士王は目的ではなく、手段のはずだ。

 『より高みへ』登るためには騎士にこだわる必要はない。

 むしろ、大紋章試合でウィルに敗れた以上、騎士という手段にこだわると高みに立つためのルートは限られてしまう。


 手段を選ばず目的を達成しようとするガイならもう騎士という手段は切り捨てた、とウィルは考えたのだ。


 ガイはつまらなそうに鼻を鳴らした。


「俺は誰よりも高みに立つ。その為に手段を選ぶつもりはねぇ」

「『誇り』の為に?」


 ウィルの言葉にガイは驚いた表情を浮かべる。

 それから顔を歪めて笑った。


「……剣奴の俺に『誇り』なんてわけねぇだろうが」

「アンタの戦いには『誇り』があったよ。少なくとも俺にはそう思えた」


 何気なく言ったウィルの言葉にガイは黙り込んだ。

 目は見開き、意外そうな表情でウィルを見つめていた。

 その顔にウィルは急に照れくさくなって顔を背けた。


「いままで誇りモットーのなかった俺がこんな事言うのおかしいだろうけどさ」

 

 拗ねたようなウィルの言葉にガイは噴き出した。


「ははっ、違いねぇ! 『誇りのない騎士』に誇りモットーを説かれるとはな」


 ガイはそう言って笑うと、倒れ込んでいたのが嘘のようにすっと立ち上がった。

 そして隠し持っていたクロスボウを地面に投げ捨てた。

 やはり降参したように見せかけて反撃するつもりだったようだ。


「もう抵抗しないの?」

「誇り高い騎士殿は無抵抗の哀れな敗者を殺したりはしないだろ?」

「調子がいいね。さっきトドメを刺せって言ったくせに」


 ウィルの言葉にガイは黙って肩をすくめた。

 そしてそのままウィルに背を向けると自らの馬に飛び乗った。

 落馬したとは思えないほど軽やかな動きだ。

 

 エゼルバルドは実力主義の領主だ。

 それは剣奴であったガイを騎士団長にした事でも分かる。

 しかしそれは逆に言えば、その人物の実力のみを重視しているという事だ。


 たとえ忠誠心が高かろうと、どれだけ努力を重ねていようと、結果を出さない者は評価しないという事でもある。

 となれば一度ならず二度までもウィルに敗れたガイに居場所はないのだろう。


「じゃあな、騎士王」


 短い言葉を残してガイは去っていった。

 ウィルは追わなかった。


 殺されかけたし、大事なものを奪われかけた相手。

 ずっと目の前に立ちはだかっていた壁。

 今ここで倒さないと面倒な事になる相手だ。


 しかしもう二度と会う事はない、とウィルは確信していた。


 それにどれだけ追い詰めようと、本気で逃げる気になったガイは捕らえられない。

 それこそがガイの強さの本質であり、『誇り』だと分かったからだ。


 ガイは『より高みへ』と到達するまでは決して諦めない。


 『誇り』を持った今、ウィルにはそれが我が事のように分かった。


 ウィルは去りゆくガイに背を向けてアリエルたちの方へと戻っていった。

 ガイがここを去るように、ウィルには戻るべき場所がある。


 それはこんな薄暗い地下道ではないし、歓声に包まれる試合場でもない。


 ずっと共にいた、大切な者の隣だ。


                  ◇


 その後、ブリトニア王国は戦乱の時代へと突入した。


 エゼルバルドは大紋章試合の直後に王都に向けて進軍。

 内応したエゼルバルド派の公爵たちと共に王都を占拠した。

 そして捕らえた第一王子のアゼルスタンに覇王権ブレトワルダの放棄を迫ったのだ。


 覇王権ブレトワルダとは、ブリトニアがまだ七つの王国だった時にそれらをまとめ上げたエグバード大王に与えられた称号であり権利だ。

 それは全ての王国を束ねるブリトニア王としての権利そのもの。


 本来それは現王であるエゼルウルフが持つ権利であり、第一王位継承者とは言え王子でしかないアゼルスタンがどうこう出来るものではない。

 しかしそのエゼルウルフが巡礼の旅に出かけてしまった事が徒となった。


 国を留守にするに当たって第一王位継承者であるアゼルスタンに全権が預けられていた。

 そうアゼルスタンは代行者とは言え、覇王権ブレトワルダを含めてブリトニア王家のすべての権利を持っていたのだ。


 虜囚のアゼルスタンに権利の放棄を断る術はなく、覇王権ブレトワルダは放棄された。

 エゼルバルドたちはそれぞれブリトニア騎士王国から独立を宣言、王国は再び分裂した。

 ブリトニア騎士王国が分解され、王子が虜囚になっている以上、エゼルバルドに協力しなかった公爵たちもそれぞれ独立せざるを得なくなった。


 しかし王国はかつてのように七つに割れたわけではなかった。

 エゼルバルドに協力した公爵たちはそれぞれ公王を名乗り、ウェセックス連合王国を形成したのだ。


 その結果、ブリトニアは北部のヨーク王国、中央を広く抑えるウェセックス連合王国、そして最西端で孤立する形でウィルたちのコーンウォール王国が存在し、三つに分かれる事となった。


 かつての王都ロンドンと交易の盛んな東海岸を抑えた連合王国は、その豊富な資源と多くの兵力を投入して、それぞれ北部と西部に兵を出して侵略を開始した。


 それぞれ孤立して各個撃破されるかに見えたヨーク王国とコーンウォール王国だったが、二つの王国は西海岸を利用した海路による連携によって連合王国の攻撃をしのいだ。


 西海岸の海路は潮の流れが激しく、普通の船乗りにはとても航海出来ない荒れた海として有名だった。

 しかしヨーク王国とコーンウォール王国には多くの巨人たちが協力しており、彼らの操船技術や単純な力によって両国は戦線を維持出来たのだ。


 そして何より両国が滅ぼされなかった一番の理由は、伝説的な騎士王ウィリアム・ライオスピアの存在があった、と言われている。


 小さな体躯で馬を縦横無尽に操り、一度敵とすれ違えばたちまち相手を落馬させ、その槍はすべてを貫いた。

 そしてその傍らには歴戦の老騎士と巨人たちが付き従ったという。

 老騎士は老いを感じさせない動きで戦場をかき乱し、巨人たちはその力でもって戦場を蹂躙した。


 戦える人間の数も、そのための物資の数も劣るコーンウォール王国が連合王国に滅ぼされる事なく戦えたのは少数の精鋭たちの力があってこそだった。


 そうして戦線は膠着し、戦乱は長引くかに思えた。


 しかしそこに一人の王子が帰還した。


 ブリトニア王家の第五王子エルフリード・ブリトニアだ。


 エルフリードは、巡礼の旅の途中で病死したエゼルウルフ王の亡骸と共に帰国したのだ。

 そして荒れ果てたブリトニア騎士王国の現状を目の当たりにすると、すぐにブリトニア王国の建国を宣言し、かつての領土を取り戻すための戦いを始めた。

 

 兵力に乏しいエルフリードの軍勢はすぐに滅ぼされるかと思われたが、ヨーク王国とコーンウォール王国の援助もあって徐々に協力者を増やしていった。

 その理由のひとつとして連合王国の他種族冷遇政策があった。


 ウェセックス連合王国ではサクソン人とアンゲル人だけが優遇され、それ以外の人種はまるで奴隷のように扱われたのだ。

 それによってサクソン人とアンゲル人の多大な支持は得られたが、それ以外の人種は当然のごとく反発した。

 

 エルフリードはかつてのブリトニア騎士王国のような融和政策をとっていたため、虐げられた人々は皆エルフリードの下に集まったのだ。


 やがてエルフリードのブリトニア王国は勢力を増し、ウェセックス連合王国はかつてのウェセックス公爵領と同程度まで縮小することになった。

 そして長く続いた戦乱は最後の公王エゼルバルドの戦死によって幕を閉じた。


 武勇に優れたエルフリード王が討ち取ったとも、その傍らにあり常に戦線を支えた友人でもあった騎士王ウィリアムが討ち取ったとも伝えられている。


 その後、エルフリード王は改めて覇王権ブレトワルダの放棄を宣言した。

 しかしヨーク王国のスヴェン王もコーンウォール王国のアリエノール女王も、放棄宣言の直後にブリトニア王国への臣従を宣言し、再びブリトニアは一つの国になった。


「……こうしてエルフリード王は偉大な賢王として歴史に名を残す事になったのよ」


 老婦人が話を終えると二人の子供は不満そうな声を上げる。


「もっと騎士王の活躍聞かせてよ~。王様の話はよくわかんないからつまんないよ!」

「ねぇねぇ、騎士王とアリエル様はどうなったの? ちゃんと結婚出来たの?」


 男の子は手に持った木の棒を振り回して戦いの話を聞きたがり、女の子は目を輝かせながら、騎士王の恋の行方を聞きたがった。

 

 そんな子供の様子に話をしていた老婦人は嬉しそうに目を細める。


「騎士王様とアリエノール様は身分が違ったの。騎士王様は多くの功績を残して爵位も上がったけれど、同時に戦乱によってアリエノール様は女王になってしまった。もうアリエノール様と結婚出来るのはエルフリード王ぐらいになってしまったのよ」


 女の子は悲しそうな顔をした。


「えぇっ! じゃあアリエル様は王様と結婚したの?」


 老婦人は小さく頷くと女の子を抱き寄せて、自分の膝に座らせた。


「いいえ、アリエル様も結婚はしなかった。そしてエルフリード王に臣従してコーンウォールを任せると二人で姿を消したと言われているわ」

「いなくなっちゃったの?」

「噂ではどこかの孤児院で静かに暮らしている、と言われているわよ?」


 老婦人が内緒話のようにささやくと女の子が嬉しそうな顔で振り向いた。


「ここに居たのかな!」


 女の子の言葉に男の子がすぐに反論した。


「馬鹿だなぁ、騎士王様がウチみたいな小さい孤児院にいるわけないじゃん!」

「何よぉ、大きさは関係ないじゃん!」

「アリエル様は元女王様なんだぞ、居るんならもっと立派な孤児院に決まってるさ」

「そんな事ないもん! きっとここに居たんだよ!」


 老婦人は喧嘩を始めそうな二人の子供の頭少し乱暴になでた。


「ほらほら、喧嘩なんてしたらお爺ちゃんとお婆ちゃんに笑われるわよ?」


 そう言うと二人の子供は後ろを振り向いた。

 そこには目を細めて愛おしそうに子供たちを見る老紳士と老婦人がいた。


「あぁ! 爺ちゃんと婆ちゃんだ!」

「わぁ、おかえり!」


 子供たちは老人たちの姿を見ると矢のように飛び出していった。

 男の子は老紳士に体当たりするように飛び込む。

 老紳士は意外にもそれをしっかりと受け止めるとそのまま振り回して男の子を喜ばせた。

 老婦人の方には女の子がくっついて矢継ぎ早に何かを言っていた。

 老婦人はそんな女の子にニコニコと笑顔を向けながら頷いていた。


 残された老婦人はその様子を嬉しそうに眺めていた。


「お帰りなさい、ウィル、アリエル様」



『騎士王の紋章官~キング・オブ・アームズ~』 完

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

騎士王の紋章官~キング・オブ・アームズ~ ふゆせ哲史 @fuyuse3104

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ