天才であるがゆえに青春を知らない少年少女の成長物語。月面に存在するというカレッジも、ストームブルーという宇宙戦闘機による競技も、全く架空のものなのに目に浮かぶような臨場感がすごい。きっと生き生きと悩んで笑ってそこに居る少年少女の体温を感じるからだろうなと思う。『チーム』として初めて挑む対抗戦と、もどかしくて不器用な恋の行方がとても楽しみです。
◆ファンタジー愛を胸に、好きなことを好きなだけ。
天才とは何か。頂きとは何か。それらは決して孤独ではない。振り抜けば仲間が。そして、斜め前にはあなたがいる。哲学者のあだ名を冠する少女は何を導き出すのか。月面学校のエリート生徒達の青春ドラマ、無…続きを読む
文章も展開もリアリティがあって、意外性もありながら期待も外さず、読者を引き込むってこの事だと思います。綺麗な文だけど、しっかりユーモアがあって、ライトノベルとしても、小説としても凄く魅力があります…続きを読む
おこぼれ姫と円卓の騎士。の石田リンネによる新作です。近未来宇宙物でちょっとラブ、友情、戦い(戦争ではなく部活の試合的なニュアンス)の大学生の青春群像。先の展開が楽しみです。
面白かったです!きらきらした青春を感じて、胸が熱くなりました。すこしふしぎ、ではなく、スペースファンタジーという意味でのSFなのかと邪推しています。もっと読みたいと思わせてくれます!
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