鈴が鳴る、春が来る。桜が舞う、歌が聞こえる。

特殊で残酷な世界観、猫耳という普通なら誰もが和んでしまうようなキーワードが「死」と直結しているという倒錯感がとても甘美です。そんな中で彩られる少年少女の思いの交錯が細やかに表現されていて、キャンバスの端から端まで丁寧に一筆一筆描かれているような絵画を見たような心地になりました。

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