孤立した屋敷で起こる殺人事件の謎はもちろん、主人公と幽霊が追い求める「より大きな謎」にも心が惹かれる、シリーズものらしい見事な二重構造をもった作品です。ぜひ続きも読みたいと思います!
キャラクター造形が非常に魅力的です!そして謎また謎のオンパレード!非常にスリル溢れる物語も最高です!とてもお薦めです!!
探偵モノに憑依霊を持ち込むという発想。そこから導かれた、追い詰めるべき犯人への遠い道のりを予感させるストーリー。物語全体の終着点へのゆっくりとした歩みと、目の前の事件の解決に向けた短いサイクルの調…続きを読む
霊感が強い主人公はある雨の日に幽霊の少女と出会う。奇妙な縁で出会った二人が幽霊少女の死因と向き合う時、物語は動き始め、そして身の回りに起きた事件を解決へと導いて行く。この作品の全体的なイメージは…続きを読む
「人智を超越した存在や概念が物語に関与する」という種類のミステリがありますが(麻耶雄嵩先生の『神様ゲーム』など)、このお話もそうしたカテゴリに属するものだと思います。面白いのは、主人公に助力する探…続きを読む
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