恋の化学反応。

新鮮な驚き、疑い、回りくどさ。
本作では恋愛における機微と尊さが丁寧に描かれていた。ピュアな気持ちを忘れたひとは読むべきである。きっと何かを思い出すから。

書き手としては、この作者さんは書いてる間、相当楽しかったはず、また苦しかったはずと感じた。ここまで上手いことアイデアが繋がっていくと、気持ちいい反面、どこかに落とし穴があるんじゃないかと自作ながら疑ってしまうからである。それ程までに美しく、かつ見事でありました。ブラボー。

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