レディウム

作者 つとむュー

21

8人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

新鮮な驚き、疑い、回りくどさ。
本作では恋愛における機微と尊さが丁寧に描かれていた。ピュアな気持ちを忘れたひとは読むべきである。きっと何かを思い出すから。

書き手としては、この作者さんは書いてる間、相当楽しかったはず、また苦しかったはずと感じた。ここまで上手いことアイデアが繋がっていくと、気持ちいい反面、どこかに落とし穴があるんじゃないかと自作ながら疑ってしまうからである。それ程までに美しく、かつ見事でありました。ブラボー。

★★★ Excellent!!!

従来のSFでよくあった珪素系生命体なんかが過去になってしまうような擬人化設定がなんといっても独特です。
その設定の特性を活かした展開でありながら、作品の根幹はキャラ同士のかかわりの中で揺れ動くそれぞれの想いである、という部分はしっかりおさえてあります。
SFといっても小難しいハードSFではなく、児童文学として楽しめるような読みやすさであるのも良いです。
ひと癖ありつつも、真っ直ぐで優しい作品。ツワモノ揃いのカクヨムSFの中でも、存在感の光を放っています。

★★★ Excellent!!!

理系SFですね。
ネタは書かないでおきます。
最初、六千万年とか一万歳とかいう時間規模を出してきたのに戸惑いましたが、それが意味がわかるという感動。
これがSFの感動だ。
今回は流し読みで判断がつかないので、後で暇になったら読みに来るかもしれません。
すごい感動作かもしれない。

★★★ Excellent!!!

主人公と共にレディウ人としての生活を知り体感していく感覚で次に、次にと読み進めたくなる。

読み終わりました。
特に、ジンク先生からのトリティに関する講義を聞いた辺りからは続きが楽しみでどんどん読み進めました。

ネタバレになるので詳しくは書けませんが、この物語は最初ワクワク、途中ドキドキ、後半、切なくでも決して暗くない。
そういう感じでした。

★★★ Excellent!!!

ただし特殊な場合を除き、1600年ほどはまず消えないw

設定がとても魅力的で、次第に世界の設定が明らかにされながらも先を読み進めたくなる謎はしっかり残っているあたり、読書欲が湧いてきます。
特にプロローグの女性が誰なのか気になりますね。
可能性は今(3/2)の時点でふたり……いや、ミューさんを入れると三人か(それはない

今後も連載頑張ってください

★★ Very Good!!

キューリー婦人がラジウムを発見したから約100年。
本作は、気の遠くなるような長い年月を得て、そんなラジウムたちがレディウ人に進化した世界のお話です。
舞台はレディウ星にあるミモリ市。こことは別の遠いどこかかもしれないし、遠い未来の地球のお話かも知れない。そんな想像力を掻き立てられる世界観は、SFというより淡いファンタジーのような印象を読むものに抱かせてくれます。
愛らしい小動物トリニティに隠された謎。美しいミモリの森の花畑。
そして、主人公ホクトが抱くことになる淡い恋心と、『レディウ人』であることに対する疑問。
ラジウム鉱石のように淡く輝く世界観は、ホクトの思いと、どこか切ない雰囲気を秘めるレディウ人たちの謎を優しく読者である私たちに囁きかけてくれます。