概要
地下に閉じ込められた9人。けれど--10人目が、影にいる。
誰かが死んだ。
しかし、彼らにはそれを確かめるすべがない。
バーナス国際会議場、"白亜の枢軸"は突如として大地に呑まれた。
一筋の光も射さぬ暗い暗い地下で、生存者達は救助を待つ。
互いの顔すらわからぬほどの暗闇では、犠牲者の把握は困難を極めた。
誰が生きているのか?
……先ほど死んだのは誰なのか?
地下では、何者かが彼らの命を闇から狙っている。
彼らの頼りは血のように滲む非常灯と、崩落か掘削か判別できぬ轟音。
……それだけだった。
ほんとにいいの……?
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