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概要
宇宙の終わりでさえ、正倉院から何ひとつ奪えなかった。
西暦二一八九年。
現在の正倉院は、難攻不落の要塞である。
軌道上からの質量兵器も、自己増殖ナノマシンも、歴史そのものの改竄さえも退けてきた。十七回の攻撃は、すべて失敗。
だから十八回目の敵は、現在を狙わなかった。
《侵入位置:西暦七五二年》
宝物が正倉院に納められる前――まだ壁のない時代から、ひとつずつ消し始めたのだ。
現在の正倉院は、難攻不落の要塞である。
軌道上からの質量兵器も、自己増殖ナノマシンも、歴史そのものの改竄さえも退けてきた。十七回の攻撃は、すべて失敗。
だから十八回目の敵は、現在を狙わなかった。
《侵入位置:西暦七五二年》
宝物が正倉院に納められる前――まだ壁のない時代から、ひとつずつ消し始めたのだ。
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