このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(383文字)
十本の蝋燭を一本ずつ消していく構成によって、物語が進むほど逃げ場がなくなっていく感覚があります。なぜ立入禁止なのか、建物は何なのか、そして誰が写真を撮ったのか。答えを提示されないからこそ、読後にあれは何だったんだと考えてしまいます。夏の夜に蝋燭を灯して読みたくなる作品です。【レビューコンテスト応募】
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このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(115文字)
馴染みやすい怪談を、ライトかつ濃厚な文体で執筆された作品です。どれもちゃんと怖いです。気に入ったのは逆さ鶴と友達で、人間の限界に触れた描写が好きです。
ホラーノベライズゲームの様な雰囲気がある、見事に怖い短編小説です!
大学の怪談サークルに集まった十人が、十本の蝋燭を囲んで語り始める怪談会。一話ごとに異なる怪談が語られていく形式ですが、ただの短編ホラー集ではなく、語りの場そのものにもじわじわと不穏さが積み重なっていく構成がとても良かった。語られる怪談と、語っている人たちのいる現実。その境目が少しずつ曖昧になっていく、完成度の高い怪談ホラーです。
まだ一話しか読んでませんが、叙述トリックもお見事でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(848文字)
この作品の登場人物が語る「怪談」はすべて、本作の「現実」の世界線で実際に起きた話という前置きの下で語られます一話一話のクオリティの高さもさることながら、一見ただの幕間に見えるパートが繋がり、恐ろしい文脈が生まれています。とても素晴らしいホラー作品です
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