概要
消えかけた神を、消えさせたくなかった。ただそれだけの愛着が供物だった。
神は、もう端末のなかにいる。成人の九割が一柱を飼う時代。日雇いで食う俺の無料OS「ヤシロ」に、ある朝、見たことのない少女が立った。『あなたにしか、視えないの』。橋の袂に祀られ、忘れられて、消えかけた零落の神。——消えさせたくない、と思った。その小さな愛着が、最初の供物だったと、まだ知らずに。
「信仰とは、愛する者に喰われることである。」静かなAIホラー、第一部・プロローグ完結。
ゲーム作り中/makeing・・・・・・・・
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