概要
服が大好きな王様は、ある日、怪しげな仕立て屋から「愚か者には見えない服」を買った。
大臣にも、国民にも、その服は見えなかった。
しかし王様には、金糸の刺繍まで見えていた。
「こちらには、王様の自信だけがかなり太い糸で見えています」
だが、その服には本当に力があった。
王様の「自分には最高の服が見えている」という強烈な確信が魔力の膜となり、矢も槍も剣も、ついにはドラゴンの炎すら弾いてしまう。
国民は困惑しながらも、少しずつ王様を信じ始める。
「王様、服は見えないけど強いぞ!」
そんな中、西の大陸からゼロクロス帝国が侵攻してくる。
皇帝の名は、裸装皇帝ヌーデリウス。
服こそ人を分ける悪。
羞恥心を捨てた者こそ強い。
そう信じるヌーデリウスは、世界中の服を奪い、
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