概要
あなたの孤独を、私の言葉で塗りつぶす。
世界から切り捨てられた二人が紡ぐ、歪な救済の記録。
「正典」に記されぬものは、存在しないことと同義である。
王国騎士図書館の司書として、世界の理を正しく記録することに誇りを持っていたセリス。
しかし彼女は、ある日、図書館の地下で「世界の不具合」と戦う男・エルヴィン・ラグナ・ゼノヴィアを目撃する。
彼の右腕には死神を閉じ込めた鉄手甲があり、その軍刀は空間ごと理を切り裂く。
彼は王国に捨てられ、自らの肉体を代償に、世界から消されゆく人々の痕跡を吸い上げ続けていた。
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