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概要
「一度結んだら、二度とほどけない。あやとり様は、次の指を探している」
「指を絡めて、喉を塞いで、心を抜いたら――できあがり」
不登校の教え子・翔太を案じ、家庭訪問に訪れた教師の汰一。しかし、そこで彼を目撃したのは、紅い糸に埋め尽くされた異常な光景と、変わり果てた教え子の姿だった。
「逃げて」という断末魔を最後に、汰一は消息を絶つ。
翌日、何事もなかったかのように登校してきた翔太。その不気味な変貌に違和感を抱いた同僚の瀬戸は、汰一が遺した「万年筆」を頼りに、禁忌の伝承『あやとり様』の深淵へと足を踏み入れる。
失った指の皮、刻まれた呪いの痣。親友を救い出すため、瀬戸は自らの肉体を代償に、あやとり様との命懸けの「引き抜き」に挑む――。
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