概要
彼が「怖い」と言ったものは、怖がらなきゃいけないんです。
「ホラーシーカー」として人気を博する駄菓子(だがし)さん。ホラーシーカーとは、私たちが普段使いしている物や日常の何気ない現象などから「恐怖の因子」を見つけ出し、それをホラー作品として表現するプロです。
これまでに誰も気づかなかったホラーを見つけて作品に昇華させ、人々を恐怖のどん底へ落とし続ける駄菓子さんに密着しました。
これまでに誰も気づかなかったホラーを見つけて作品に昇華させ、人々を恐怖のどん底へ落とし続ける駄菓子さんに密着しました。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!ありふれた日常が恐怖と隣り合わせであることに気づかされる
怖いだけでなく、深く考えさせられる文学的な側面もある作品でした。
本作は、体験型ホラーイベントの企画などをしている、駄菓子という人物に密着取材をした様子が描かれた物語です。
彼はホラーシーカーという仕事をしているらしいです。
なにそれ、と疑問に思ったことでしょう。
ホラーシーカーとは、日常のごくありふれた物や現象が見方を変えれば恐怖を感じる対象になることを人々に気づかせ、それをホラーコンテンツとして楽しんでもらう、という仕事らしいです。
まあ、こう言われてもよくわからないですよね、作中では具体例も挙げられているので、気になった方は実際に読んでみることをおすすめします。
…続きを読む - ★★★ Excellent!!!前衛アートになり果てたホラー。しかし、その不思議な人気の秘密とは?
アーティストの密着取材から、事態は思わぬ方向へ……
ホラー関連のアーティストをしている「駄菓子」なる人物。彼は「今までにないタイプのホラー」として、通常の人が「怖い」と感じないものに「恐怖」を見出すというアートな活動を続けている。
でも、そんな怖くもなんともない「前衛芸術」となり果てている彼のホラーには、なぜか大勢のファンが詰めかけるという事態に。
かつての彼の作品を愛好していた桑島は、現在の彼の作風を嫌い「やらせ」が行われているのではないかと疑う。
そして、桑島が踏み込んでいった先には……
なんでもないものに「ホラー」を見出し、「これぞ新しい恐怖」と示してみせる感覚。こ…続きを読む