クリーピー・フラワーズ

秋に咲く花を題材にした、一話完結で合計三つの物語でした。


一話目は、三島由紀夫のような世界観の物語で、
二話目は、ネット掲示板に書いてありそうな、不思議な話、
三話目は、柊さんがただただかっこいい話でした。

三話とも全然毛色の違う物語でした。


一番好きだったのは二話目の菊の物語でした。



会社に置いてある神棚に、
なぜか菊が備えてあるのを『見てしまった』主人公。

それを口に出してしまった瞬間に、周りが急に冷たくなりだし、
ついには解雇まで言い渡されてしまうと言う物語にございます。


一度で三度美味しい、それも、全く違う風味の物語たち。

ご一読を。