★
0
概要
電子メールや活字すらない戦国時代——書は時代を切り開くか?
本作は戦国時代、剣や鉄砲ではなく筆をとって生き抜いた「祐筆(ゆうひつ)」を題材にした歴史小説です。物語は、大和の下級武士の下に生まれた主人公、高坂湊(こうさかみなと)が素行不良の末に根來寺に預けられるシーンから始まります。強い侍を志す少年が、親友とライバル、そして時に実在の人物や戦国武将と関わりながら、乱世の中でどのように筆を握り、生き抜いていくかを描いています。史実の空白を埋めるIFストーリーを意識しているので、歴史好きの方には気に入って頂けるかと思います。
おすすめレビュー
書かれたレビューはまだありません
この小説の魅力を、あなたの言葉で伝えてみませんか?