概要
暴力ダメ! ゼッタイ!
DVシェルターでボランティアをしていた時のことを書いています。
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- ★★★ Excellent!!!目に見えない感染症『心の暴力』、その病状とは……。
人間は定期的に(不定期かもしれませんが)、メンタルが弱まります。季節の変わり目とかが分かりやすいですね。
そして残念ながら、その落ち込みを「他人への暴力」という方向で発散してしまう人がいます。未遂犯も含めれば、もしかしたら僕もそのうちの一人なのかもしれません。
それほど「生きる」ことに魅力のない時代なのだな、などと考えてしまいました。
と、いうのは、DVやその被害者の方々にお会いしたことのない人間だからこそ言える、かなりドライな感想なのかもしれません。
それだけDVには種類がある、ということにもなるのでしょうか。
そんなDVと著者様(主人公)の「付き合い方」、あるいは「どのように付き合っ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!見えない暴力。消えない傷。
著者様は「縮図」という言葉を使われていましたが、
子どもは大人の縮図であり、付け加えるならば、社会の縮図でもあるのだと思います。
表に出ない暴力の被害に遭う方が、今も大勢いる。
警察庁によると、令和六年度における、配偶者からの暴力相談等の相談件数は、9,254件で、前年から162件増加していたとのことです。
そのうち、少なくない人数が刑法犯として立件されています。
子ども自身への暴力に加え、子どもの見ている前での夫婦間の暴力(面前DV)は子どもへの心理的虐待であるとして、その根深い悪影響が数々の研究で明らかになっています。
今回著者様が書かれたお話は、数十年前のこととのことでしたが、…続きを読む