自由律で歌われる青春の、(おそらく失恋の、)終わりの苦くて甘い連作短歌。若さゆえに失敗し、傷となる恋愛は確かに必要で、身勝手さから破局、あるいは破滅に至る。その時はすべてに感じた熱も、過ぎ去ってしまえばまた熱を帯びる前の世界に戻ることができ、すがすがしい気持ちになれる、そんな歌に思える。エモみを摂取したいなら読んでみてほしい。
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