概要
御召候 男子禁制 耽美録 明治六年 粗粗畏
グンマー。日本のどこかにあるという秘境。非接触部族グンマチャンの支配する土地へ、明治初期、命知らずの宣教師が乗り込んだ。「父よ、聖霊よ、どうかグンマーの部族が私を受け入れてくれますように」──彼の祈りは密林に届き、ついに陸の孤島「かかあ天下の治外法権」が切り開かれた。その遺産はいま、ミッション系女子高セント・エリーという形で、秘境駅・安中榛名の最寄りに受け継がれているという。──おまえはまだ、群魔を知らない。
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