こだわりの世界観や魔法の構成が圧巻です

50話まで拝読させて頂いたレビューになります。
魔法学園に潜入したのは、すべて祖国のためでした。
特待生としてやってきた、ルーク・ヴェルトナーさんには別の顔があります。
それが祖国……神聖ヴァルメリア帝国のために学園に封じられた禁忌魔法を盗み出すという諜報工作員。学生であり、諜報工作員であるルークさんですが、その任もなかなか一筋縄にはいかないもので、学園の方もどこまで知っているのかハラハラとした展開が続き、先が気になります。

また、本作で登場する魔法もかなり拘った設定が練られており、単語や文法などといった根本的なところから考え抜かれた世界観も、とても面白いです。
魔法の存在する世界での学園×スパイのファンタジー作品、おすすめさせて頂きます。

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