概要
このボールが入ったら付き合ってくださ――バシッ「ごめん無理」
【スニーカー大賞用あらすじ】
高校生の碧海は、ある秋の体育館でバスケットボールを手にしていた。碧海は今日、学園の王子様に告白する。それもただの告白ではなく、ちょっとした特殊な方法で。そんな碧海の隣にいるのは、学園の王子様的存在の愁斗。
夕日が差し込む中、碧海は思い切って言う。
「ゴール決めたら付き合ってください!」
愁斗は一瞬了承したように見えたが、次の瞬間、碧海の手から放たれたシュートボールは勢いよく地面にたたきつけられた。重力が倍増したわけでもなく、とてつもなくボールが重たかったわけでもなく、例の学園の王子様によって叩きつけられたのだ。
つまり、実質的に碧海の告白は断られたのだ。
愁斗は常日頃から女子に囲まれ、誰からも好かれる存在なのだが、実は彼女たちを『面倒くさい存在』と感じて
高校生の碧海は、ある秋の体育館でバスケットボールを手にしていた。碧海は今日、学園の王子様に告白する。それもただの告白ではなく、ちょっとした特殊な方法で。そんな碧海の隣にいるのは、学園の王子様的存在の愁斗。
夕日が差し込む中、碧海は思い切って言う。
「ゴール決めたら付き合ってください!」
愁斗は一瞬了承したように見えたが、次の瞬間、碧海の手から放たれたシュートボールは勢いよく地面にたたきつけられた。重力が倍増したわけでもなく、とてつもなくボールが重たかったわけでもなく、例の学園の王子様によって叩きつけられたのだ。
つまり、実質的に碧海の告白は断られたのだ。
愁斗は常日頃から女子に囲まれ、誰からも好かれる存在なのだが、実は彼女たちを『面倒くさい存在』と感じて
あまりできることはありませんが、何かしらやります!
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