概要
しかし、その内容は神様だけに……
話毎に変化するジャンル、世界観をお楽しみください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!神様の理不尽に挑む、やさしい選択の物語
この物語は、“神様の言うとおり”という一言では片付けられない、人間らしい葛藤と温かさが詰まった異世界ファンタジー。
主人公カレンは、理不尽でどこか憎めない神様に振り回されつつも、自分で選ぶことの意味を模索していきます。頼れる相棒タントスとのやり取りや、舞台となる中世風の屋敷に隠された家族の想いなど、細部にユーモアと繊細な情感がちりばめられ、読んでいるうちに思わず微笑んだり、胸が締めつけられる場面も。万能の力があるのに「万能ではない」制約の妙や、課題解決の過程で問われる“選択”の重みが、優しくも深い余韻に浸れます。
哲学的な問いかけや家族ドラマが好きな方、理不尽な運命にちょっぴり抗い…続きを読む - ★★★ Excellent!!!神様への不信感と元気な職場
(現在2章まで読了した上でレビューをしたためております。)
神様からの指令を受けて、主人公が相棒と共にトラブルを解決していくという物語です。
これがまさにタイトル&キャッチコピーの言う通り!
神様の下す指令はいつも曖昧だし、渡されるアイテムはヘンテコりんだったりと、「神様は主人公たちに何をさせたいの?」「この指令にどんな意味があるの?」と疑問が付きません。
ですがそこがストレスになることはなく、むしろユニークで物語に厚みが生まれて、登場人物たちに共感する素晴らしいとっかかりになっています。
神様の狙いが何か、今後も読み続けていくことで判明するのでしょうか?
主人公たちは次にどんなトラ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!死後の就職先は、神様の職場でした
目が覚めると、そこは奇妙な広間だった。
聞こえてきたのは、神様の声――そして最初の業務命令だった。
「しばらく働いたら、生き返らせてあげる」
そんな話、信じられるはずがない。
だが、次に現れたのはもっと信じがたい存在だった。
二足歩行、甲羅つき、喋るファンシーな亀・タントス。
彼は笑顔でこう言う。「よろしくです、相棒さん」
半信半疑で始まった神様のお仕事は、予想外に緩くて、でも時々、恐ろしく重たい。
異世界の路地裏。宙を飛ぶ力。壁を抜ける身体。
そして曖昧すぎる依頼内容。
自分が何者なのかも、どうして死んだのかもわからないまま。
それでも、花恋は目の前の仕事と、亀の背中を追いかける。…続きを読む