深夜の農園

日本と欧州? の有名童話の饗宴、此処に始まれりぃ～！

……

いや、こうはならんやろ＾ｐ＾

しかも何か途中から不条理に＾p＾
いいですなぁこのカオス具合♪
最後も何か、自分は好き＾p＾

七倉イルカ先生の「深夜の農園」は、奇妙で幻想的なブラック・ファンタジーであり、農園を舞台に欲望とその代償を描いた独特な短編小説です🌌✨。

主人公の蘇我が運営する農園で突如として現れた奇妙な植物は、空へと伸びていき、その先には「宝物」があるとされます🌱。

しかし、宝物には法則があり、持ち帰った瞬間に消えてしまうという不可思議な現象が蘇我を混乱させます🎁。

あなたも人間の欲望とその代償を追体験してみませんか？🌌✨

　思わぬファンタジー世界にどんどん迷い込んでいく、先読み不能な物語でした。

　ある農園（レンタル）を切り盛りし、『節約』を夢見る主人公の『蘇我』。
　蘇我はある日、農園から奇妙な植物が伸びているのを見る。それは『どこかで聞いたことのある童話』のように、空へと向かって伸びていく。

　植物を登って行った先には、やはり語り継がれていたように「宝物」があるのだった。これは金になると大喜びするが、なぜか持ち帰ると宝は消えてしまう。

　だが、やがては法則を発見し、「金の卵を産むトリ」を手に入れられる可能性が……。

　本作は何と言っても、「どこまでが童話の通りになり、どこまでが違った方向に進むのか…続きを読む