概要
人を切るのは、なんと、心地のいい……!
孫をいじめ自殺で亡くした女、灰原初は復讐を誓う。
家は古武術流派、伯耆流。殺人術に長けていた。武器は仕込み杖。いじめ加害者たちを次々に切り捨てていく。
そんな中、アロハシャツを着た妙な刑事がやってきて……?
家は古武術流派、伯耆流。殺人術に長けていた。武器は仕込み杖。いじめ加害者たちを次々に切り捨てていく。
そんな中、アロハシャツを着た妙な刑事がやってきて……?
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!人を斬る快楽に目覚め、『鬼』と化す老女。その犯行を見抜く手がかりは?
謎解きとしてのロジックがまたとんでもなく面白かったです。
主人公である初は、老女でありながら卓越した剣術の腕を持っている。
初は自分の孫がいじめによって自殺したことを知り、激しい怒りに取り憑かれる。そして習得した剣術を駆使し、仇となった人間たちを殺していくことになるが。
物語は犯行が終わった後、刑事である守田が現れることで更なる動きを見せます。
なぜ、守田は山の中で暮らす初の前に現れたのか。
守田はどんな点に注目し、初の犯行を確信するか。
そして最終的な「立証」を行う決め手となるものは。
とある描写が重要なポイントに繋がり、更には舞台設定として描かれる「思わぬもの」が…続きを読む