ダンスを踊る僕の妖精

シリーズを通してシリーズ化して、九百文字縛りにもこだわった、颯と茉莉の物語。

その最後が本編です。

さあ、二人の物語の結末を見届けましょう！！

KACのお題を５回、幼い頃からの男女２人の絆を描く連作短編として書かれています。
今作はその５作目。
いわゆる最終回。

１話１話、お題消化はもちろんのこと、２人の成長や葛藤も描かれて、５話目で見事なハッピーエンド。
それはもちろん素晴らしいのですが、５回全てを900文字で書き上げ、更に「トリの降臨」をメッセージと技で魅せる素晴らしい演出まで！

ぜひとも５作連続して読んで頂きたい、そんな掌編です。
そして最後に、良かったね！と２人を祝ってあげて欲しい、そんな気持ちです。

オススメいたします！

　爽やかなハッピーエンド。その光景にひたすら胸がいっぱいになります。

　小学校時代に出会っていた颯くんと茉莉ちゃん。ひょんなことから親しくなり、一緒に遊園地に行くなどしていた二人。
　しかし、環境の変化が二人が一緒にいることを許してくれなかった。

　また会いたい。夢の中で何度も茉莉ちゃんと会ってはまた離れることを繰り返していた颯くん。

　でも、夢を夢で終わらせないため、必死に努力を続けていた。

　そんな想いを積み重ねた先で、颯くんが完成させた絵を出展する。
　そして、その絵のタイトルは……。

　十年が経っても色褪せることのなかった想い。それを実現するために努力を続けたこと。その果て…続きを読む

もちろん短編としてそれぞれのお題に沿って独立したお話しなのですが、茉莉ちゃんシリーズをぜひ最初から順を追って読んでいただくとよりキュンとなって暖かい想いを感じられると思います。オススメです！！

KACのお題はそれ単体でもかなりの難問です

今回も、特に最後の二つは

それでも作者さまは最後までつなげてくれました

颯くんと茉莉ちゃんの物語

読者の方々の応援コメントにも推されていたような気がします

是非とも！　連作、すべて900字ですし、最初から最後まで追ってください！！