概要
あれは、彼女の周囲から蝶々が消えた日のことでした。
ミステリアスな雰囲気のクラスメイト・諏訪の家で目撃したのは、彼女が羽化する場面だった。
感謝!努力!精進!!!
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- ★★★ Excellent!!!読んでいるだけなのに、背中がむずむずする。
こんなに朗らかな声で語られるホラーが、こんなにも怖いとは。
主人公・鳴沢の語り口は、素直で親しみやすく、少しユーモラス。気になるクラスメイトのことも、好きな男の子との会話も、部活動や帰り道の出来事も、友人のお喋りを聞いているような軽やかさで語られます。
ところが、明らかに異様なものが日常へ入り込んでも、語りの親しみやすさは失われません。
驚きながらも理由を探し、相手を思いやり、ときには目の前の光景を前向きに受け入れてしまう。
――いや、そこは受け入れていいところではない……!
読みながら何度そう呼びかけたくなったことでしょう。しかし、その声は鳴沢には届きません。彼女が異常さを日常の…続きを読む