お正月といえば

武藤勇城

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お正月といえば

 お正月といえば餅つき。昔は実家でも餅つきをしていました。つきたて熱々のお餅をその場で食べたり、余ったお餅は板状に伸ばして乾燥させ、後日焼いて食べます。今は専ら、一キロのパックで売っているものを買います。


 お餅の食べ方は色々あります。代表的な食べ方としては、磯辺、からみ餅、黄な粉、みたらし、お汁粉、雑煮、揚げ餅などでしょうか。うどんやラーメンに入れる方法、ピザのトッピングにする方法などもありますが、お餅がメインではないので省きます。

 中でも、自分が一番好きなのは磯辺です。奇しくも最近、サンドウィッチマンの伊達みきお氏が、美味しい食べ方として紹介しているネット記事を見たばかりです。焼いた餅を軽く醤油に漬けて、チーズと海苔を巻きます。実家にいた頃はストーブで焼いていましたが、今はありませんので電子レンジ調理です。焼くのではなく、水にくぐらせた餅を柔らかくなるまでレンチンするだけで、あとは同じです。磯辺は少し手間なので、近年は面倒でやっていません。

 つきたてのお餅であれば、からみ餅も良いですね。昔はこの食べ方も大好きでした。大根おろしと醤油だけで、シンプルに美味しく頂けます。レンチンのお餅は、やり過ぎると形が崩れますので、磯辺よりこちらが合っています。より簡単に黄な粉、みたらしで頂くのも良いですね。

 寒い日は雑煮にすると温まります。冬野菜の人参や大根や里芋などを出汁でよく煮て、最後にレンチンしたお餅を投入。旬の葉野菜、小松菜や白菜などを入れる場合、お餅を入れる少し前に。塩味でも醤油味でも、温まる唐辛子を入れても美味しいですね。自分は手軽に出汁の素を使う場合が多いですが、椎茸や鶏肉で出汁を取ればより本格的です。

 お汁粉と揚げ餅は、一人暮らしをするようになった後は全くと言っていいほど食べていません。お汁粉は、今は温めるだけのレトルトパウチで売っていますし、別に作るのは難しくないのですが、微妙に余らせてしまったり、使いにくくて買いません。お汁粉以外に使い道がないからですね。揚げ餅の方は、近年は揚げ物自体ほとんどしません。醤油を少し垂らすだけで美味しいんですけどね。


 今年の冬は寒い日が続いています。お正月過ぎに、パックされている切り餅を一キロ買ったばかりで、まだまだ余っています。小ぶりの里芋が沢山入った大袋も、安売りしていたのを買いました。今日の夜は、温かい雑煮でも作って食べようと思います。

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