クリスマスにやって来るのは

主人公はある日、黒電話が鳴るのを聞く。
電話の相手は、

「明日の午前一時にまいりますので、窓を開けておいてください」と言った。

やって来るのはサンタクロースだと思った主人公は、言われた通り窓を開けるのですが……、というお話。




賢しい怪異が恐ろしく、楽しいはずのクリスマスに冷水を浴びせるような一作です。

因果が回っていくようなオチが好きでした。