異性の知らないかもしれないお話 ー子ども時代の性のアレコレー

九傷

異性の知らないかもしれないお話 ー子ども時代の性のアレコレー

 


 今回のテーマは「子ども時代の性のアレコレ」についてです。

 異性の知らないことでも当然あるのですが、今回は小さいお子様を持つ親御さんに是非見て欲しい内容になりますね。



 さて、皆さんが性的なことに興味を持つようになったのはいくつくらいででしょうか?

 これって結構個人差があることなので、はぁ? そんなワケないじゃん! って思う人もいるでしょうが、実は早ければ物心つく3歳くらいから興味を持ち始めます。


 だから本当は3歳くらいから性に対する教育を始めるべきなのですが、ネットとか書籍などでは5歳~って書かれてること多いんですよね……

 性欲という意味では、性徴が始まる9歳~11歳から強まるものですが、純粋な異性の体への興味なんてものはそれこそ保育園幼稚園時代からあり、特に男の子はその手の行動を取るケースが多々あります。

 スカートめくりや、保母さんのお尻や胸を触ったりなんて話はよく聞くのではないでしょうか?


 男兄弟のいなかったお母さんなんかは初めて男の子を生むと、その子のことを理解できないなんて悩むことが結構あります。

 こんな幼い頃からエロいことに興味があるなんて、ウチの子は異常なんじゃないかと悩む人もいるかもしれません。

 ですが安心してください、男の子というのはそういうものなのです。


 ぶっちゃけ、早い子は幼稚園くらいから勃起もしますし、下手をすると自慰行為すらします。

 だから早すぎるなどとは思わず、3歳くらいの頃から少しずつ性教育を始めるべきです。

 もちろん、これはお父さんも協力すべきでしょう。

 同性だからこそわかることも、必ずあるハズです。


 いくつになっても、異性については未知なことが多いですよね。

 それは親と子であっても同じなので、自分の子のことが理解できないと凹まず、同性の方に相談してみましょう。



 同じように、お父さんにとっても娘は未知の生物です。

 正直何もわからないので、自分から手を出さないという人も多いと思います。

 それで夫は子どもの面倒を見ない! と思われることがあると思いますが、それでも手を出さない方が無難なことも多いです。

 もしそれでも協力したいと考えているのであれば、しっかり勉強したうえで干渉しましょう。


 幼児の自慰行為については上記でも少し触れましたが、女児の場合だと早ければ1歳半くらいから自慰行為をするようになります。

 これは異性に関わらず知らない人が多いですが、幼児の自慰行為は別に異常な行動ではありません。

 男は知らない人が多いですが、実は女の子は小さな頃からプライベートゾーンを触られると気持ちよく感じるものなのです(個人差はあります)。

 だからというだけではありませんが、一緒に風呂に入ったりしても触り過ぎてはダメですよ。


 ということで、もし幼児が自慰行為をしていても、肯定的に受け止めたうえで最低限の教育を行うようにしましょう(汚い手で触らない、人前でしないなど)。



 こういった性教育を幼い頃から行わないと、少し問題が発生することもあります。

 特に注意すべき点としては、幼児だからといって保護者や先生の目のとどかないところで男女を遊ばせると間違いが発生しやすいということです。

 よくあるパターンとして子ども達だけ子ども部屋で遊ばせ、親同士は談話しているなどの状況で発生しやすいのですが、何の性教育もしていないと容易にスカートめくり以上の行為に発展する可能性があります。

 もちろん全ての子がそういった行為をするワケではありませんが、このような経験をしたことのある子は一定数存在するようですよ。

 このエッセイを読んでいる方々の中にも、経験があるという人はいるのではないでしょうか?


「男女七歳にして席を同じうせず」という言葉がありますが、実際はもっと若い年齢から注意した方が良いです(ちなみにこの言葉の席というのは「ござ」を意味しますが、これはつまり布団ということです)。


 小さい頃のことなので今となっては笑い話なんてことがほとんどかと思いますが、これが原因でトラウマになったり性癖が歪んでしまう人もいるのではないかと思います。

 実際、幼少の頃の経験が現在の性癖に繋がっているという人もかなりいます(フェチの類は幼少時に形成されることがあります)。


 親としても子どもにそんな行為をさせたくないという人は多いと思うので、しっかりと教育する必要があると思います。

 特に女の子側には、それがしっかりと恥ずかしいことなのだと教えるべきでしょう。

 小さい頃は男の子と一緒に風呂に入るのになんの抵抗もないという女の子が一定数いますが、この手の子は男の子のそういう行為を気軽に許してしまう可能性があります。

 もちろん、そういう行為をしようとする男の子側の教育にも問題はありますが、女の子側がしっかり拒否できれば強引にしようとする子は滅多にいません。

 どんなに要求されても「見せない」「触らせない」ように教育すると良いと思います。




 最後になりますが、男児は早ければ3歳くらいの頃からエロいことに興味を持ちます。

 これは厳密には性欲ではなく、異性への好奇心になりますが、とにかくそのくらいの年齢からエロいことをしだします。

 ウチの子はまだ平気とか、あり得ないとは考えず、もしかしたらウチの子もそうかもしれないと考える方が無難でしょう。

 他所で女の子を裸にひん剥いてたり、それ以上の行為をしている可能性もあるので、しっかり教育することを心掛けると良いと思います。


 女児については、男児のように直接異性のプライベートゾーンを見ようとしたり触ったりしようとするケースは稀ですが、自分のプライベートゾーンを気軽に見せたり触らせたりしてしまう可能性はありますので、やはり教育は大事です。


 そして異性問わずになりますが、幼児の自慰行為は決して異常なことではありません。

 特に女児は床や家具、手などで自慰をする可能性が男児よりも高いので、もしお父さんが見たらショックを受けるかもしれません。

 しかし、その子は正常ですので安心してください。

 たとえ自慰行為を目撃しても怒ったり嫌悪したりせず、正しい方向に導いてあげるのが良いでしょう。




※あとがき

子どものやることだし~みたいに考える人もいるかもしれませんが(いるのか?)、自分の子が異性に悪戯していたorされていたと知れば普通は嫌な気分になると思います。

やっちゃダメなことはダメと小さな頃から教えておくべきでしょう。


それはそれとして、幼児の自慰行為は「小児自慰」と呼ばれる行為でして、思春期以降に行われるものとは性質が異なります。

主に気晴らしの一種と言われており、やるのは女児が多いと言われています。

小児自慰は自我の形成に重要な役割を果たすとも言われており、無理にやめさせる必要はありません。

むしろ、大人が強く叱ることにより性に対する罪悪感や偏見を植え付けることになりかねないので、絶対に叱らないようにしてください。

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