妖精と人。異なる世界の住人たちの出会いは何を残すのか
- ★★★ Excellent!!!
レーヴィア高等魔導学校に通う主人公の識織成志郎(しきおりせいしろう)は、にぎやかな友人たちととも平凡だが騒がしい日々を送っていた。
彼の周りには超絶ド級のトラブルメーカー風夜蜜凪(いぶきなみみつなぎ)や、仕事斡旋組織Ainsel(エインセル)の登録者・織枷律織(おりかせりつおり)がいて、なにか起こるたびに魔導の体現者という能力を持つ成志郎を頼りにしている。
ある日、「迷い妖精が現れた」という事件が起きる。この世界では、妖精は存在するだけで障り――悪い影響を与えてしまうという。
妖精を放置してはいけない、ということで、成志郎は律織から捜索を頼まれることになる。
妖精の事を図書館で調べていたが、トラブルメーカーの蜜凪は早速その迷い妖精に出会い、成志郎までがその邂逅に巻き込まれてしまう。
感想:妖精が、非常に妖精らしく、名前を大切にしていたりいろいろなところにこだわりがあって、人間の世界との違いが大きいことを感じられる。主人公の成志郎には破格の能力があり、魔法とも超能力とも言える”固有因果律”はオリジナリティーに溢れている。異なる世界の2人が出会い、心を通じ合う物語の結末はいかに?!
オススメです🧚